【開催レポート】真夏の奄美大島でマンゴー収穫体験!
2026.10.27
コラム
2026年8月2日(日)、鹿児島県・奄美大島を訪れ、完熟マンゴーの収穫体験を行いました。
今回訪れたのは、南国の自然に囲まれたサザンファームさんのマンゴー農園。
天候にも恵まれ、マンゴーの栽培方法や品種ごとの特徴についてお話を伺いながら、収穫に挑戦しました。
農園に到着してまず驚いたのは、作業小屋いっぱいに広がるマンゴーの甘い香り!箱に並んだ大粒のマンゴーを前に、参加者のみなさんの期待も高まります。
マンゴーが育つ様子を見学し、収穫を体験し、農家さんと交流する。さらに、奄美大島ならではの食や自然、地域のお祭りも満喫しました。
今回は、そんな真夏の奄美大島で過ごした盛りだくさんの時間をご紹介します!

世界自然遺産の島・奄美大島へ
今回訪れた奄美大島は、鹿児島県の南約380kmに位置する人口約55,000人の島。観光開発されていない豊かな自然が多く残り、2021年には世界自然遺産に登録されました。
成田空港と関西空港からはPeachが就航しており、羽田空港からは直行便(約2時間30分)、その他伊丹空港や福岡空港や鹿児島空港(1番便数が多い)などを経由して訪れることができます。
今回のANAアグリ部のイベントですが、関西からPeachを利用した方や、鹿児島まではANAで、そこから乗り継いだ方など、みなさんそれぞれのルートで集合!
ANAアグリ部、就航地の垣根も越えて活動中です(笑)。
訪問したのは、島が夏のお祭りでにぎわう季節。島ならではの自然と文化を感じながら、マンゴー収穫体験がスタートしました。



農園に到着!甘い香りとかわいい仲間たちがお出迎え
農園に到着すると、まず迎えてくれたのは、5匹の人懐っこい猫たち。足元にすり寄ってくる姿に、思わず笑顔がこぼれます。
そして、作業小屋に入ると、部屋いっぱいに広がるマンゴーの甘い香りが!
収穫箱に並んでいたのは、赤く色づいた大粒のダイヤのようなマンゴー。普段、店頭で見かけるマンゴーも、収穫された果実が並ぶ光景やその香りを間近で感じると、また違った魅力があります。
さらに、農園の奥には泥染めの原材料としても使われるシャリンバイ(車輪梅)が大好物なヤギの「ダイちゃん」も「メェェェェーーーッ」とお出迎え!人懐っこいダイちゃんは、近づくと頭をすり寄せてくれます。農園の方にとても大切に育てられている様子が伝わってきます。
猫ちゃんたちやダイちゃんとの出会いに和みながら、いよいよマンゴーのビニールハウスへ向かいます。

10棟以上のハウスを見学!奄美マンゴーの栽培に込められたこだわり
農園では、複数のハウスを巡りながら、マンゴーの栽培方法や品種ごとの特徴について教えていただきました。
育てられているのは、アーウィン、金煌(きんこう)、紅キーツ、キーツ、原種など、個性豊かな品種。それぞれ果実の色や大きさが異なり、普段なかなか目にすることのないマンゴーの姿に、参加者からも驚きの声が上がりました。
中には、人の顔の大きさほどもある大きな緑色のマンゴーも!
今回の農園で印象的だったのは、長年育てられてきた樹齢30年以上のマンゴーの木を大切に受け継いでいることです。
農園には、原木から接ぎ木によって広がってきた木々があります。収穫しやすくするために背丈を低く抑えることなく、木がたくさんの陽射しを浴びることができるよう、背丈もハウス一杯に大きく成長。前生産者から受け継いだ木を大切に育てながら、マンゴーの「甘さ」だけでなく、奥深い味わいの「コク」を追求していることも、この農園のマンゴー「あまみの雫」ならではの特徴です。
また、マンゴーは完熟するまで木の上で育てられ、自然にネットに落ちたタイミングで、一つひとつ手で収穫されます。最高においしい状態で届けるために、木の管理から収穫まで、さまざまな工夫が重ねられています。
お話を聞きながら見学すると、品種や育て方へのこだわりが見えてきます。
完熟した瞬間を逃さない!マンゴーの収穫に挑戦
農園の見学を終えたら、いよいよ収穫体験です!
こちらの農園で大切にしているのは、マンゴーが木上で完熟し、自然にネットに落ちたタイミングで収穫すること。
果実には日焼けを防ぐための紙のかさが、一つひとつに掛けられ、落下したマンゴーを受け止めるネットや紐も一つひとつの実に付けられています。収穫期には、毎朝汗だくでハウスを巡り、自然にネットに落ちた完熟マンゴーを一つひとつ丁寧に収穫していくそうです。
今回は、農園の方に教えていただきながら、参加者も収穫に挑戦しました。
ネットの紐をほどくときは、周りの果実を揺らさないように慎重に、慎重に。傷がつかないように丁寧に取り扱う作業からは、おいしいマンゴーを届けるための工夫が伝わってきます。
傷がついた果実は出荷せず、加工品に活用するなど、果実の状態に合わせた扱いも大切にされています。今後はハウスの近くで、この完熟マンゴーを使用したスムージー屋さんをオープン予定との事。
収穫期には毎朝、果実の状態を確認しながら、一つひとつ丁寧に収穫する。農家さんの細やかな作業を実際に体験することで、マンゴーが私たちのもとに届くまでの手間やこだわりを知ることができました。





収穫後のお楽しみ!完熟マンゴーを味わう
収穫を終えた後は、お待ちかねの試食タイム!
事前に収穫して冷やしていただいていたマンゴーを味わうと、濃厚な甘みとコク、そして南国フルーツを代表するマンゴーの味が口いっぱいに広がります。
農園いっぱいに広がっていた甘い香りを思い出しながら味わう完熟マンゴーは、とにかく格別のおいしさ。参加者からも「こんなマンゴー食べたことない!」と驚きの声が上がりました。
大事な人への贈り物として、自分へのご褒美として購入もさせていただきました!
実際に農園を訪れ、育て方や収穫の工夫を知った後に味わうことで、普段食べているマンゴーよりも、少し違って感じられます。
作物が育つ土地や環境を知り、作り手の話を聞き、自分の手で収穫して味わう。そのバックグラウンドを知ることで、農業体験ならではの楽しさを感じる時間となりました。


海も、山も、食も、お祭りも!奄美大島を大満喫!!
今回の楽しみは、マンゴーの収穫だけではありません!
太陽に照らされたコバルトブルーの海を眺めながらポキを味わったり、地場産のフルーツを使ったジェラートを楽しんだり。有名なハートロックにも足を運び、奄美大島ならではの美しい景色も満喫しました。
そして、奄美の食文化である郷土料理・鶏飯も楽しみのひとつ。奄美鶏飯の老舗「みなとや」で、何時間も炊いて地鶏の旨味が凝縮されたスープと具材をご飯と一緒にいただきました。あの昭和天皇もご来島の際に召し上がった「みなとや」の鶏飯。島ならではの食文化に触れるのも、旅の醍醐味です。
滞在中には、ちょうど「奄美まつり」も開催されていました。7月31日の夜には花火大会があり、翌8月1日には、名瀬のメインストリートで行われた「八月踊り」を見学。これは奄美市の各集落の人々が、旧暦の8月に稲の豊作への感謝と豊年への祈願を込めた伝統的な踊りです。島太鼓「チヂン」でリズムを取り、指笛が鳴り響き、街がにぎわう様子からも、島に根付く文化や地域の人々の活気を感じることができました。
夜には、ツアーガイドの方とみんなでアマミノクロウサギを探しに出かけました。昼間とは違う山道の雰囲気の中で野生の生き物を探し、約30匹を超えるアマミノクロウサギに出会うことができました。
そして、高台のとっておきのスポットに移動し、空を見上げるとそこに広がるのは360度天然のプラネタリウム!!天体観測中には、いくつもの流れ星にも出会えました!「星に願いを」!!
突き抜けるような青空、まぶしいほどの太陽、コバルトブルーの真っ青な海、美味しい島の郷土料理、地域のお祭り、そして夜の大自然。今回はスケジュールの都合上、行くことができませんでしたが、奄美には大規模で本格的なマングローブ原生林もあります。(次回こそは!)マンゴー収穫をきっかけに、奄美大島のさまざまな魅力に触れることができた滞在となりました。







「また帰っておいでね」農家さんとの温かい交流
今回の体験では、マンゴーの収穫だけでなく、農園を営むご夫婦との交流も印象的な時間となりました。
365日休みなく、農園へ通い育てた奄美マンゴーへの想いや農園での暮らしについてお話を伺う中で、農作物を育てる仕事の魅力や、農家さんが大切にしていることに触れることができました。
そして、体験の最後には、ご夫婦から温かい言葉をかけていただきました。
「いつでも『ただいま』って帰っておいでね。奄美を自分の田舎だと思ってさ!」
初めて訪れた場所でも、また会いたいと思える人がいる。そんな出会いが生まれることも、農業体験の魅力のひとつです。
マンゴーを収穫するだけでなく、農家さんと直接対話し、その土地で暮らす人の温かさに触れ、その土地の魅力を知る。今回の奄美大島で過ごした時間が、参加者のみなさんにとって、また帰ってきたくなる場所との出会いになっていたら嬉しいです。
ご参加いただいた皆さま、そして素敵な体験を用意してくださったサザンファームさん、ありがとうございました!
農業体験を通じて、地域とのつながりをもっと広げよう
ANAアグリ部では、全国各地の農家さんや自治体、企業と連携し、その土地ならではの農業体験を企画しています。
作物を育てる現場を知り、収穫を体験し、地域の人々と交流する。
そんな体験を通じて、農業や食、そして地域の新たな魅力に出会ってみませんか?
今回の奄美大島のように、農業体験がきっかけで「また会いに行きたい人がいる場所」が増えていく。そんな出会いを、これからもANAアグリ部からお届けしていきます。
今後のプログラムも、ぜひお楽しみに!
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